暖房をつけたまま寝る電気代|一晩いくらかを自分で出す

カテゴリ: 寝つけない

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目次
  1. カタログの目安に、深夜は入っていません
  2. 一晩いくらかを出す
  3. つけっぱなしと、こまめに入り切り
  4. 消して寝ると、増えるのは別のもの
  5. これで解決しない場合

電気代が気になって暖房を消して寝ているなら、先に金額を見てください。10畳用(冷房能力2.8kW)の代表機種を一晩8時間つけたままにした場合、目安は約31円です。

内訳は下で出します。ここは夏に書いたエアコンをつけっぱなしで寝る電気代の暖房版で、考え方は同じです。

カタログの目安に、深夜は入っていません

エアコンのカタログにある期間消費電力量は、JIS C 9612 という規格の条件で測った値です。暖房期間は11月8日〜4月16日、使用時間は6:00〜24:00の18時間、設定温度は20℃です。

0時から6時が入っていません。 つまりカタログの数字は、日中〜夜の早い時間に使う前提で作られた比較用の指標で、深夜つけっぱなしの電気代はそこから直接は読めません。

一晩いくらかを出す

資源エネルギー庁の省エネ性能カタログ2025年版は、冷房と暖房を合わせた年間の期間消費電力量を公表しています。ここからエアコンをつけっぱなしで寝る電気代で使った冷房分を引くと、暖房期間だけの消費電力量が出ます。

暖房期間の11月8日〜4月16日は160日、1日18時間なので2,880時間。これで割ると平均の消費電力が出ます。

冷房能力 暖房期間消費電力量 平均消費電力 8時間 6時間
2.8kW(10畳) 356kWh 124W 約31円 約23円
4.0kW 548kWh 190W 約47円 約35円

単価は31円/kWh(税込)です。自分の機種で出すなら、手順は3つです。

  1. カタログで年間の期間消費電力量と、その内訳の冷房期間消費電力量を見る(両方が載っている機種のみ計算できる)
  2. 年間から冷房分を引いて、暖房期間消費電力量を出す
  3. 2,880で割って平均消費電力(kW)にし、眠る時間と31をかける

この31円は、暖房期間ぜんぶを均した平均です。真冬の底冷えする夜は上回り、春先の暖かい夜は下回ります。

つけっぱなしと、こまめに入り切り

一晩の全額が約31円なので、入り切りの工夫で削れるのはその一部、数円です。

エアコンは設定温度まで室温を上げるときにいちばん電力を使います。切って冷え、また立ち上げるほうが、かえって電力を使うことがあります。夜のあいだは切らないほうが、金額の面でも読みやすくなります。

消して寝ると、増えるのは別のもの

厚生労働省の健康づくりのための睡眠ガイド2023は、冬の寝室についてこう書いています。

冬に実施した調査研究からは、就寝前に過ごす部屋の室温が低いと、入眠潜時が延長することが示されている

部屋が寒いと、寝つくまでの時間が延びます。 一晩31円と、寝つきが悪くなることを天秤にかける話です。

なお同じガイドは「十分に寝具を用いることで寝床内が暖かく維持された場合には、睡眠への影響は少ない」ともしています。暖房を切るなら、布団の中を暖かく保つ側で補うのが前提です。手順は明け方に寒くて目が覚めるときにまとめています。

これで解決しない場合

暖房をつけても、朝方だけ寒くて目が覚める — 外気温がいちばん下がるのは日の出前です。設定を1℃ずつ上げるより先に、布団の中の保温を見直してください。手順は明け方に寒くて目が覚めるときにまとめています。

部屋は暖かいのに、布団に入ると足だけ冷たい — 暖房は空気を暖めますが、寝床の中まで届くには時間がかかります。布団に入る前の対処は足が冷たくて眠れない夜ににまとめています。

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朝、布団から出られない — 暖房のタイマーを起床時刻より前にかけると、部屋が暖まった状態で起きられます。冬に布団から出られないときにまとめています。

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