今夜は、今の枕の下にバスタオルを足してください。 枕自体は外さず、下に高さを作るのが低すぎるときの早い対処です。
枕が低すぎるときのサイン
あおむけに寝て、次の2つに当てはまるかを見ます。
- 首が反って、あごが上がっている感じがある
- 後頭部が枕から落ちて、床や敷布団に近い
当てはまるなら、今の枕はあなたの首に対して低すぎます。高すぎるときと同じくらい、首への負担になります。
やり方(3ステップ)
- 今の枕は外さず、そのまま使う。 低いからといって別のものに替えず、今の枕を土台にします。
- バスタオルを二つ折りにして、枕の下に敷く。 頭の下ではなく、必ず枕の下です。二つ折り1枚でおよそ1〜2cmです。
- 1枚ずつ足しながら、首の角度を確かめる。 目安は、体軸に対して首が15度ほど前に傾く高さです。
84名を対象にした研究でも、あおむけで頸椎が寝床の面から約15度前傾する高さを調整基準としています。反りが消え、まっすぐ天井を見て喉が詰まらない高さで止めます。
横向きで寝ることが多い人は、肩の厚みの分だけあおむけより高さが要ります。あおむけで合わせたあと、横向きで首が肩のラインとまっすぐつながっているかも確かめてください。
これで解決しない場合
タオルを足しても反りが取れない、何枚重ねてもしっくりこない、という場合は、応急処置ではなく枕そのものを選び直す段階です。枕の高さの測り方で自分の高さを数字にしてから、次の選び方に進んでください。
なお、眠れない状態そのものが3週間以上続いているなら、枕の調整を重ねるより医療機関に相談するほうが早い段階です。医療機関に頼る4つのサインを確認してください。
よく眠れる高さの枕を選ぶなら
タオルで合わせた「今の枕+足した分」の高さをメモしてください。 それがあなたの首に合う高さの実測値で、そのまま枕を選ぶ基準になります。
商品ページの仕様欄で確認するのは、次の2つです。
- 高さ — メモした高さに近いこと。中材を足して高さを調整できるものなら、タオルと同じ微調整が枕でもできます
- 横向きへの対応 — 横向きで寝ることが多いなら、あおむけより高めに調整できる幅があるか
高すぎて調整したい場合は逆に、枕が高いと感じた夜の応急処置を確認してください。
関連する記事
-
枕が高いと感じた夜の応急処置|バスタオル1枚で高さを合わせる
枕が高くて眠れない夜は、枕をいったん外し、バスタオルを折った即席の枕で高さを合わせるのが早い方法です。眠りやすかったタオルの高さは、そのままよく眠れる枕を選ぶ基準になります。
-
マットレスが硬すぎると感じる夜に|上に1枚足して沈み込みを作る
硬さは変えられませんが、沈み込みは上から足せます。240人を対象にした調査で寝心地に関わっていたのは硬さそのものではなく沈み込みでした。今夜すぐできる手当てと、明日以降の判断材料をまとめます。
-
枕から頭が外れるのは、横を向いたときです。一晩の寝姿勢を測った実験では仰向けが約6割で、残りは横向きとねじれた姿勢でした。今夜すぐできる止め方と、明日以降に見るところをまとめます。