マットレスが硬すぎると感じる夜に|上に1枚足して沈み込みを作る

カテゴリ: 寝つけない

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目次
  1. 今夜できること
  2. 「硬すぎる」と感じているのは、たぶん沈み込みのこと
  3. ただし、柔らかければいいわけでもありません
  4. 「ちょうどよい硬さ」の数字は決まっていません
  5. 明日以降にできること

今夜は、体の下に1枚足してください。 硬さは変えられませんが、沈み込みは上から足せます。

今夜できること

① 敷きパッドか毛布を1枚、体の下に重ねる。 厚みのあるものを1枚です。何枚も重ねると、今度は寝返りが重くなります。

② 腰の下に手を入れてみる。 すっと手が入るなら、腰が浮いています。沈んでいないということです。

③ 横向きになってみる。 肩が当たって痛いなら、肩が沈み込めていません。

タオルケットしかなければ、それでかまいません。布1枚ぶんの厚みが、そのまま沈み込みになります。

「硬すぎる」と感じているのは、たぶん沈み込みのこと

寝心地の要因を分けて調べた研究があります。20〜49歳の240人(男女120人ずつ)に、生地の感触・沈み込み・硬さ・弾力性・あたたかさ・寝返り・幅について答えてもらったものです。

その結果、全体的な寝心地に有意に関わっていたのは次の4つでした。

寝心地に関わっていた要因
沈み込み
弾力性(反発力)
幅(サイズ)
あたたかさ

「硬さ」は、単独では有意な要因に入っていません。 硬さそのものより、どれだけ沈むかのほうが体感に近い、ということになります。だから上に1枚足す手当てが成り立ちます。

なお、この研究の著者には、当サイトで紹介している寝具メーカーの研究所に所属する方が含まれます。読むときの材料として書き添えておきます。

ただし、柔らかければいいわけでもありません

もうひとつ、実際に一晩眠って測った実験があります。健康な女性8人が、23時から翌朝7時までの8時間、硬さの違う3種類のマットレス(50N・90N・130N)で眠ったものです。

分かったことは2つあります。

柔らかいほど、体との接触面積が大きくなり、圧力が分散していました。 ここまでは想像どおりです。

ところが、低反発素材では睡眠を維持する因子が低くなっていました。 圧力が分散することと、よく眠れることは別だった、ということです。

沈みすぎると、今度は寝返りが打ちにくくなります。 寝返りの見かたは寝返りが打ちにくいと感じるときにまとめました。

「ちょうどよい硬さ」の数字は決まっていません

上の実験で使われた硬さは50N・90N・130Nと、倍以上の幅があります。どれが正解、という数字は置かれていません。

法律が表示させているのは硬さの数値(N)と区分までで、どの値が良いかまでは定めていません。 その仕組みはマットレスのへたりの判定に書きました。

だから今夜は、数字ではなく手を入れて確かめるほうが早いです。

明日以降にできること

1枚足して眠れたなら、それが答えです。買い替えなくて済むこともあります。

足しても腰が浮くまま、朝に痛みが残るなら、次はマットレス自体を見る段階です。年数ではなく硬さと復元率で判断する手順をマットレスのへたりの判定にまとめています。

朝の首や肩のつらさが続くなら、枕の高さのほうが原因かもしれません。朝、首や肩がつらいときから確かめられます。